[イスラエル]首都テルアビブ [Israel] The capital Tel Aviv.

Israel

シャローム(ヘブライ語でこんにちはの意味)。

首都のテルアビブにやってきました。エルサレムからはバスで行きました。

エルサレムの中央バスステーション

ショッピングモールの様な建物の中にあります。入口でセキュリティチェックのゲートを通り、エスカレーターで、(確か)チケット売り場がある2階に上がります。

テルアビブ行きは405番と480番です。料金16,20シェケル(約490円)

テルアビブまで16,20シェケル(約490円)

プラットフォームに行くと、プラットフォーム毎にこの様なドアがあり、外に出られるようになっています。実はこれ外側から撮った写真ですが、バスに乗ろうと外に出たのはいいのですが、私のバスはまだ来ておらず、念のため隣に来たバスに聞いたのですが”No!”と冷たく言われ、しかたなく中に戻ろうとしたのですが、なんとドアが開かない! どうも、バスの乗車時間の間のみ開く仕組みになっている様で、私が入った時は、たまたま一個前のバスからまだ間もなかった為に開いていた様ですが、その後すぐに閉まってしまった様なのです。中に戻れない。。

1時間でテルアビブに着きました。早!そりゃそうだよね。イスラエルの面積は、日本の四国と同じ位なんだそうです。

今回泊まったAbraham Hostel Tel Avivは、人気のホステルで、今まで泊ったなかでは規模的には一番大きいホステルでした。部屋自体はいたってシンプルですが、キッチンも清潔に保たれており、料理をしている人も多かったです。朝食も充実していて、ラッキーだったのは、昼過ぎにいると、無料でランチも提供していました。たまにあるらしい。

このビル全体がホステルになっています。

食堂にはバーもあり、広々としたキッチンもあります。

エルサレムと違って、ユダヤ教の男性のキッパ(小さい帽子?)姿や、女性のスカーフをした人はあまり見かけませんでした。

よく見かけたのがこれ、電動キックバイク。私も欲しい!

電動キックバイクに乗っている人をよく見かけました。スーツ姿のビジネスウーマンだったり、学生風だったり。私も欲しくなりました。あと、自転車にもよく乗っていますが、テルアビブで見た自転車は、ほとんどが電動自転車でした。

そのまま海に向かって歩きます。この日の目的はビーチ。テルアビブは地中海に面していて、街中から歩いてビーチに行けるのです。ヨーロッパから週末などに来てナイトライフを楽しむ人も多いそうです。

なんかハワイみたい?(行ったことないので勝手なイメージです。笑)

おじさんが猫たちにエサをあげていました。ベンチに座り、しばらく猫を観察。一列にエサを配置した後、おじさんは、前かごに猫を絵が付いた素敵な自転車に乗って去って行きました。写真撮らせてもらえばよかった。

カラスもやってきて、おこぼれにあずかっています。

エサを食べ終えると、猫たちは皆フェンスの向こうに帰っていきました。

 

カメラを抱えた人達が空を見上げています。

何をしているのか聞くと、イスラエル軍の航空ショーの練習があるから見に来たとのこと。私もしばらく待っていると、やってきました。4機の飛行機が、大空をアクロバット飛行していきます。航空ショーを見るのは初めてだったのですが、すごかったです。4機一緒に急旋回したかと思うと、今度は地上近くまで急降下。そして瞬時にまた再上昇します。

明日はイスラエルの独立記念日だそうです。そこで航空ショーも披露されるそうです。

ツナミってやっぱり世界共通語なんですね。

海~!

日光浴している人達がいました。

でも結局海には入りませんでした。だって水が冷たくて入れたもんじゃないのです。よく見ると、日光浴をしている人はたくさんいるけど、海に入っている人はわずか。やっぱり冷たいよねー。私だけじゃないよね。

とうことで今日のミッション終わり。

夜、ホステルでは、戦没者追悼記念日と明日の独立記念日にちなんで、元軍人の男性の若者2人を招待し、彼等の軍軍人生活について語ってもらう、というのをやっていました。私も興味深々で参加。彼等は現在25歳と28歳、二人とも高校卒業後に入隊、3年間トレーニングをして過ごしたそうです。18歳という若さで家を離れ、家族も友人もいない中、上司や仲間が唯一頼れる家族の様なものになる。あの時は自分が何をしているのか分かっておらず、ただ任務をこなすのだけ、法に則ってやるだけ、だったが、今になって思うこともある、と言っていました。一番印象的だったのは、誰かが「今の知識を持った自分自身でもまた軍に入りますか。」と質問した時、二人ともYesと答えていたことです。一人は少躊躇している様にも見えましたが、結果Yesと答えていました。

二人とも政府の方針にはいくらか疑問を持ちながらも、結局は使命があれば参加すると言っているのです。「愛国心」がこういう形で育てられること、育つことに怖さを感じずにはいられませんでした。

 

ちなみに、いきなりですがイスラエルの物価は高いです。今日果物屋さんで買った、りんご2個+みかん3個で41シェケル(約1230円)。これ以降果物は買ってません。ホステルは、ドミトリーで一泊83シェケル(約2600円)。私が大好きな朝食の定番シャクシューカは、36シェケル(約1080円)。カプチーノは15シェケル(約450円)。

まあ、高いといっても日本と同じ位かも知れませんが、バックパッカーにとっては、恐る恐る注文する感じです。

朝食の定番シャクシューカ

でもこのシャクシューカ。トマトベースにバジル、決めての半熟の目玉焼きが入っているシンプルなものなのですが、激ウマです。中東では他の国にもあるそうなので、おススメです。

 

追記:4月19日はイスラエルの独立記念日でした。朝11時、私は通りを歩いていたのですが、サイレンが鳴り響き、走っていた車は道路の真ん中で止まり、歩道の人々は立ち止まり黙とうをしていました。独立記念日で黙とう?と思いますが、前日の4月18日は戦没者追悼記念日。当日に続き、翌日にも黙とうをするそうです。

独立記念日19日の夜、ホステルの人々は皆パーティに繰り出すと言っていました。私は別の誘いがあったのですが、それも行き違いがあり、結局どこにも出かけませんでした。まだパレスチナのことが頭の中にありパーティ気分になれなかったので、正直ちょっとホッとしました。もちろん記念日を祝うことを非難しているわけではありません。というか、私には、非難するとか意見するとかに至るだけの知識はないです。ただ、色々知るうちに、複雑な気分を抱えてしまっただけです。

はあ、ほんと複雑。。