サラーム。
カシャーンから、旅友とタクシーをシェアしてイスファハーン(Isfahan)に来ました。観光も含めて一人15ユーロ(約1920円)。
観光したのは、以下のところです。
- カシャーンのバザール (Kashan Bazaar)
- フィーン庭園 (Fin Garden)
- アビヤーネ村( Abbyaneh Village)
- ナタンズのジャーメモスク (Natanz Jameh Mosque)
カシャーンにあるバザールです。
適当に歩いていると、バザールの裏側(外側?)に出ました。色々なドアが置かれていて見ているだけで楽しかったです。ああ、持って帰って自分の家(無いけど)につけたい。
ドアと言えば、イランのドアが面白いです。
こんな感じでドアノブが2つ、左右でデザインが違うのですが。
男性は右のドア、女性は左のドアをノックします。で、その音で来客の性別が分かる様になっているのです。その理由は、イスラム教では、女性は家の中であっても家族以外の男性に対しては髪の毛を隠す必要があるので、来客が男の場合には、ヘッドスカーフをしてからドアを開けるということらしいです。面白いですね。
次に、フィーン庭園(Fin Garden)に行きました。
フィーン庭園はイラン最古の庭園で、水路や貯水池があり、緑が豊かに覆い茂っています。春には薔薇が綺麗だそうですが、時期が過ぎたのかあまり多くはありませんでした。
アブヤーネ村に行く途中、砂漠の中に何やらいつもと違う風景が。。よく見ると、軍事施設でした。金網のフェンスで囲われていて、右側には戦車が見えます。
(追記)実はこの辺りには核施設があるらしいです。ナタンズ(Natanz)核施設では沢山の遠心分離器でウランが作られているそうです。怖い。。
アブヤーネ村の手前で、丘の上にある遺跡?の様な所に案内されたのですが、規模は小さく、何だかよく分かりませんでした。眺めは良いです。左上に見える道路を通ってきました。
頭が付くくらい低い所を通る柱?でしょうか。
よく分からないまま、
アブヤーネ村に着きました。
赤土でできているため、村がオレンジ色です。
村人はほとんど見かけませんでした。というか、観光客も数人しか見ませんでした。結構綺麗めの公衆トイレがありました。
ナタンズのジャーメモスク(Jameh Mosque)
モスクの前に巨大な木がありました。
これもアラビア文字でしょうか。これまで見たのとフォントが違うというか、独特で可愛い。
木の実が沢山なっています。
桑の実かなあ?結構甘かったです。
お腹が空いてきました。車の中で、昨日買ったパンの残りに、非常食用として持っていたデーツを乗せて食べたら、めちゃ美味しかったです。
途中ガソリンスタンドに寄ったのですが、タクシーの運転手さんが、車を降りるように言うのです。え、なんで?
イランでは、万が一引火して火事になった時のために、必ず全員降りることになっているそうです。怖。
夜は、ホステルの近くのお店で夕飯を購入、ホステルで食べました。
旅友のジャープが、仕事のプロジェクトがうまくいきそうということで、乾杯したいねという話になってダメ元でホステルのスタッフに聞くと、「オッケー、僕ツテあるから手に入るよ。ただ時間かかるかも知れないけど」
ご存知の通り、イスラムの教えに敬虔なイランでお酒は売っていません。でもどうもブラックマーケットがあるみたいです。スタッフは誰かしらに電話をしていました。
そしてしばらくすると、本当にやってきましたビール!
私:あれ?でもこれアルコール0パーセントって書いてるよ?
スタッフ:ノープロブレム。飲んでみて。
私:お、なるほどね。
中身はちゃんとアルコールでした。
私は元々ビールは飲まないので味には詳しくないですが、正直、あまり美味しくはなかったです。
今回イスファハンのホステルは、RagRug Hostel。新しいホステルで、清潔でスタッフも皆フレンドリーで親切でした。オススメです。
おやすみなさい。