サラーム。
今日は、ホス友(ホステル友達)4名でタクシーを貸し切り、一日ツアーに行きます。一人20ディナール(約3100円)。行き先は、マダバ、ネボ山、べサニー洗礼所、最後に死海です。さて、死海で浮くのか。
マダバに到着。ビザンチン朝やウマイヤ朝のモザイクの街として知られている所で、エルサレムとパレスチナのモザイク地図が有名だそうです。
これは有名なモザイク地図。6世紀頃のものだそうです。
次にネボ山です。
ネボ山は、旧約聖書の中で、預言者モーゼが、イスラエルの民に与えらえたという約束の地(エルサレム)を見渡した場所と言われていて、モーセが埋葬されている場所でもあります。この向こう側は、エルサレムやベツレヘムです。この後イスラエルに行くのですが、どんな国なんだろう。。
次はべサニー洗礼所へ向かいます。途中スイカを売っているのをよく見かけました。
べサニー洗礼所
べサニー洗礼所は、預言者ヨハネによって、イエスが洗礼を受けた場所だそうです。アラビア語ではアル=マグタス(Al-Maghtas,)。
下の写真、川に2本ロープが張られているのが見えると思いますが、手前はヨルダン、向こう側はイスラエルです。イスラエル側には、白装束の巡礼に来たキリスト教信者の方が大勢いて、胸の前で十字を切り、何やら唱えながら入水していました。
私達のいるヨルダン側はほぼ観光客で、水に入る人はおらず、イスラエル側とうは対称的な光景でした。
最後は死海です。アンマンビーチに来ました。入場料は18ディナール(約2800円)。すぐ隣には、これより安い(確か12ディナール位だったかな?)公共ビーチがあるのですが、そこではビキニなどでは入れないそうで、いや、入れはするのですが、その場合地元の人(男性)の視線がかなり気になるらしいです。やっぱりムスリムの国なので、肌の露出はダメみたいです。結局、皆で相談して、少し割高だけど、更衣室やプールもあるアンマンビーチに行くことに。
そしてー、ヨルダンご言えば死海、死海といえば浮く!ということで、恐る恐る水に足を入れます。へ、何この感じ?ヌルヌルする。塩分が強すぎて皮膚が溶けてる?特に痛いとか刺激はないのですが(傷口などがあるとヒリヒリしたりするらしいです)、見た目は普通の海なのに、感触がクリーミーなのです。これは予想外。不思議です。
でー恐々横になってみたら浮いたー!普通海ではできないポーズです。ってことはやっぱり浮いてる。奥にいる人はうつぶせで浮いています。
もっと浮いていたかったのですが、長過ぎると皮膚に悪そうなので、10分位で出ました。有名な泥パックもありましたが、高かったのでやめました。
ビーチ内にあるプールでしばらく泳いだりして、帰路へ。
ちなみに、シャワーと更衣室があるのですが、壊れていたり清掃がされてらず、綺麗とは程遠かったので、ササっと着替えだけ済ませました。
ホステルに戻って、皆で夕飯に出掛けました。
そして、いい感じのバーが立ち並ぶレインボー通りのバーで、アンマンの夜景を見ながら一杯。
文字通り一杯で終わりました。だってこのカクテル10ディナール(約1560円)もしたんです!
今日のツアーでは、主に旧約聖書にまつわる所を回りました。ここからモーゼがエルサレムを見下ろしてさ、ここでイエスが洗礼を受けたんだ、とか説明されましたが、私の頭の中ではずっとひとつの疑問が。聖書って実話だったの?イエスは実在したってこと?
これについては、こんな聖地のど真ん中でガイドさんに聞くのもためらわれたので、とりあえず話を聞いてみようじゃないか、というスタンスで聞いていましたが、やっぱり素朴な疑問です。実際どうなんでしょうか。
おやすみなさい。