ズィン ドブリー (Dzien dobry)!(ポーランド語でこんにちはの意)
今日は、緑で囲まれた旧市街地を歩きます。17世紀初頭まではポーランド王国の首都だったクラクフ。ぐるっと囲む緑が昔の城壁を表しています。
まずヴァヴェル城に向かいます。
門の側にはSandomierska Towerと呼ばれる見張り塔があります。
王族の私室竜の洞窟などの見学は有料です。私は入りませんでした。
次は中央市場広場へ向かいます。
中央市場広場に着きました。人がたくさん。
広場の真ん中に立つ旧市庁舎の塔。
私は登りませんでしたが、入場料を払えば塔の上まで登れてクラクフの街が一望できるそうです。
塔よりも気になったのは、門の両側に鎮座するライオンさん。
これは塔の前にあった彫刻。ポーランド人の芸術家Igor MitorajのEros Bendatoという作品だそうです。
広場の角にある聖マリア教会。この教会変わっているのが、時間になるとよくある鐘ではなくラッパで知らせるのです。ラッパーじゃないです。プープーと鳴る楽器のラッパです。昔はそれを仕事としているラッパ吹きがいたそうですが、現在は市の消防士が交代でやっているそうです。私はよく見えなかったのですが、見上げてよく見ると吹いている人の姿が見えるかも知れません。
そして広場の中央にある織物会館。
貿易商がここに集まり取引をしていた場所です。ピーク時の15世紀には、主に東からのスパイス、絹、革製品が取引されたそうです。
中に入ると、左右にお土産屋さんなどのお店が並んでいます。
温度計が30℃を指しています。どうりで暑い。エジプト→トルコ→イランを経て、ヨーロッパに入れば少し涼しくなる公算だったのですが、行く国行く国暑い。今年は例年にない猛暑らしいです。
続いては、広場の北側にあるフロリアン門。
ゲートをくぐり緑の公園を歩いて行くと、正面にあるのがバービカン。
バービカンとは楼門のことで、城壁内に入る前の番所みたいな所だと思われます。
バービカン前の公園にあったヤン・マティコJan Matejkonの銅像。ポーランドの彫刻家だそうです。
おまけ:クラクフのグルメ
これまでにクラクフで食べたものを記録。
ローズヒップジャムの入った揚げパンです。ドーナツといってもいいかも。小腹が空いたからと食べたけど結構腹持ちします。揚げたてがオススメ。プラムジャムやクリームの入ったものもあるそうです。
ジューレックは、ライ麦パンの中にシチューが入ったものです。結構な酸味が強いです。
コトレトは、ポークカツレツのことです。日本のカツレツより薄いですが、味は想像通りの間違いないカツレツの美味しさ。付け合わせのザワークラウトと。
これ、実はドイツのロイとやミュンヘンにも同じものがあったのですが、歴史的に共通点があるのかもですね。
広場の近くでマーケットが開かれていました。
E.Wedel Chocolate Loungeというチョコレート専門店のお店のチョコレートドリンク。甘いですが美味しいです。中央市場広場にあります。
おまけ2:ストリートパフォーマンス
クラクフの街でよく見たのが数々のストリートパフォーマンス。
明日は、変な形をした場所に行ってみようと思います。