ドーブルィ デーニ!(ウクライナ語でこんにちはの意味)
インドで出会ったウクライナ人の友人オスタプと待ち合わせ。お友達も連れてくるらしい。
連れてきたお友達は、香港から夏休みで来たというセイディ。彼女とも旅で出会ったらしい。こういうのいいな。旅友の輪が広がる。
カトリックの大聖堂で結婚式をしていました。そっか今日日曜日だからね。ヨーローッパに入ってから、週末になるとよく見る光景です。
そしてキエフの街でちらちら見かけるのが、メンズクラブ。オスタプに聞くと、その正体はやっぱりストリップクラブだとのこと。自分は行かないが(Realy?笑)、魅力的なウクライナの女性を目当てに観光客も多いよ、と言っていました。
確かにウクライナの女性とか東欧の女性って綺麗な人多いよねー、それに皆スリムだし!と言うと、「ウクライナは貧乏で満足に食べられないからな」という自虐ジョークで返されたので笑っておきました。
メンズクラブを素通りし、今日の目的のアートセンターに到着。
この美術館、モダンで先鋭的な展示物が多く面白かったです。しかも入場料無料!
この日はDEMOCRACY ANEW?と題された特別展をやっていました。
その中でも面白かったのがこのピアノ。なぜか真ん中に謎の丸い穴が。
謎の穴とは、こういうことでした。
演奏されていたのは、ベートーベン作曲第九の歓喜の歌。日本でもおなじみの曲ですが、1989年のベルリンの壁崩壊後、次々に起きた東欧革命を象徴する曲として知られているのだそうです。
ベルリン崩壊はここでも歴史を大きく変えた出来事だったんですね。1991年にはウクライナも独立を実現させました。
Khreshchatyk通りは歩行者天国になって、ストリートパフォーマーもいて、道路の両側にあるお店のテラスは多くの人で賑わっています。
独立広場まで来ました。
ウクライナの伝統的な服と踊りだそうです。
独立広場からさらに歩きます。
このメモリアルアーチ、一時はレインボーカラーにライトアップされていたそうですが、LGBTを思わせる色だと議論になったそうです。ウクライナではまだLGBTに対する抵抗が大きいらしいです。ウクライナ正教のクリスチャンであるオスタプ曰く、人は人だから問題ないけど個人的にはLGBTには同意しないと言っていました。
ここからはドニエプル川(Dnieper river)も見えます。
お!あそこに見えるのはビーチでは!行ってみようよ〜!とセイディと私は盛り上がります。
実はここでもう一人オスタプのお友達(女性)と合流したのですが、彼女とセイディの間に緊張した空気が流れ始め。。あれ、お互いをけん制し合ってる?するとセイディは無害の私にくっ付いてきて、ビーチまでは遠いよと言うオスタプを無視して、全然歩けるから〜と盛り上がるのでした。
階段を降りるとParkovy橋はもう目の前です。
こないだ行った時は閑散としていたけど、今日は賑やかです。
そしてここでビーチに行くはずだったのですが、なんとセイディが橋からジャンプすることに!この橋では週末になると、バンジージャンプが体験できるのです。
セイディ人生初のバンジージャンプ。イライラ感情を見事にポジティブなチャレンジに変換した彼女。凄いなあ。
私はといと。。見るだけでもドキドキするのに無理無理。
もう一人のお友達に写真を撮ってもらいました。そういえばキエフに来て初めて見る夕日かも。飛行機雲に今気がつきました。