[イラン]シラーズ:ピンクモスク[Iran]Shiraz: Pink Mosque

サラーム。イスファハーンからバスで約6時間。

シラーズにやってきました!

シラーズといえばピンクモスクが有名です。ピンクのモスクって聞いただけでテンション上がります。

朝日の時間が綺麗と聞いていたので、早起きして出掛けました。8時前に到着。

壁にはピンクの花々が描かれていて、今までみたモスクとは全く違います。

壮観。の一言。
薔薇の花が描かれているので、ローズモスクとも言われているそうです。
この建物はなんだろう。。

でも、ピンクモスクと言わしめるのはこれではありません。朝日に照らされた窓が部屋をピンクに染めるというのです。

ってことは、今太陽はそっちにあるから、きっとこっち側の部屋だ。

その部屋に入ると、すでに何名か観光客がいました。まだ少し薄暗く、優しい光の中に静寂が広がっていました。絨毯が敷かれた床に座り、刻々と変わるステンドグラスを見つめます。

刻々と変わるステンドグラスを見つめます。

そしてついに!


まるで万華鏡の天井。
部屋の隅にあった(多分)コーラン。背表紙がほんのりピンクでした。

刻々と変わる景色をただただ見つめて、結局30分以上いました。

記念にハナとセルフィー。ちなみに、被っているのは、ヨルダンで買ったヒジャブです。

紫やピンク、赤か好きな私にとって、大好きなモスクとなりました。

ちなみに、ピンクモスクとは通称で、正式名称はナスィーロル・モルク・モスク(Nasir-ol-molk Mosque)といいます。カジャール朝の時代、1888年に建てられたそうです。

ピンクモスクには、なるべく早めに行って、静寂の中で眺めることをお勧めします。また、朝日の差す部屋は意外に小さいので、綺麗な写真を撮りたい方は場所を確保しておいた方がいいです。私たちが出た時、ちょうど入れ違いでツアーの団体客が入ってきました。ほっ。

シラーズまで行く価値大ありです!

[イラン]ヤズド: ゾロアスター教の沈黙の塔 [Iran]Yazd: Zoroastrianism, Tower of Silence.

サラーム。

イスファハーンからヤズドにやってきました。

今回もバスでの移動です。イランのバスは、飲み物とスナックが付いてきてなかなか快適です。

Kavehバスターミナル 

イスファハーンのKavehバスターミナルから出発です。ホステルスタッフにお願いして、Hamsafar Companyというバス会社で予約しておきました。

バスの乗車券

イスファハーンからヤズドまでは、260000リアル(=26000トマン=約480円)。

バスから見えて気になったのは、中央分離帯にあったチューリップ型の看板の写真。一枚一枚違う人なのですが、何だったのだろう?尋ね人的なものだろうか。。

ヤズドのバスターミナルからホステルまでは、タクシーで行きました。80,000リアル (=8000トマン=約146円)。

ところで、ヤズドに来たのは、ゾロアスター教という宗教の中心地だと聞いたからです。イランでイスラム以外の宗教って何だろう、という素朴な好奇心からです。

ゾロアスター教の地「沈黙の塔」には明日行くことにして、今日はヤズドの街のモスクに行きました。

モスクに向かって住宅街を歩いていると、一台の車が停まり、運転手の男性がどこに行くのかと声を掛けてきました。モスクに行くのだと言って地図を見せると、歩いていくのかと聞かれたのでそうだと言うと、乗っていきなさいとモスクまで送ってくれました。(ここまで全て手振り身振りでの会話)

いやいや、私も普通なら知らない人の車には乗らないのですが、イランが安全だと感じていたのと、あと親切な申し出を断るのも悪い気がして。乗り込んでからは一応、万が一のため、携帯を握りしめ、GPSでどこを通っているのかは常にチェックしていました。

そして何事もなく無事到着。ありがとうございました。少しでも疑ってすみませんでした。

親切と下心の境目、悩ましい時があります。まあ純粋な親切心の場合はそもそも境目なんて無いんですけどね。

ここがジャーメ・モスク(Jameh Mosque)です。

あれ?そういえばカシャーンにもイスファハーンにもジャーメ・モスクってあったよね。何で同じ名前?と疑問に思い調べました。

ジャーメ・モスク(Jameh Mosque)とは金曜モスクという意味で、その街の代表的なモスクのことをそう呼ぶのだそうです。でもなぜ金曜日?

恐らく、金曜日はイスラムにとって大事な日だからだと思われます。確かエジプトで会ったアムルも、モスクに毎日は行けなくても金曜日には行くようにしてるんだと言ってました。

それにしても、やっぱりどこのモスクもアラベスク模様が素敵。様々な幾何学模様見惚れてしまいます。

壁に描かれたアラビア文字にもうっとりします。日本の書道みたいに、作法みたいなものがあるのだろうか。

ジャーメ・モスク近くの時計台

マネキン。お尻がプリっとしています。 

夜、テヘランのホステルで会ったハナに再会。

近所の通りを歩いていると、何やら人が集まって賑やか。見ていると、私達にも飲み物を(多分ローズウォーター)をふるまってくれました。何かのお祝いなのかなあ。

翌日、沈黙の塔に行きました。ホステルにあったイランのカレンダー。右から左へ読みます。

ハナは一足先にシラズに移動していったので、一人で行ってきました。(私もこの後シラズに移動します。)

ホステルにスナップ(snapp)を手配してもらいました。snappとは、イラン版uberといったところの配車サービスで、タクシーより安いです。イランの人は皆使っていて、私もアプリをダウンロードしようとしたのですが、Appleではセキュリティ上サポートしていない様で、ダウンロード出来ませんでした。Androidだと出来るみたいです。ホステルからは20分位で行けます。 往復140,000リアル(14,000トマン=約250円)。

沈黙の塔に着きました。ゾロアスター教とは、昔一時期はイランの国教でもあった宗教で、世界最古の一神教(一つの神様だけを信仰すること)だそうです。

二つの山があります。私は、右側の低い方の山に登りました。塔の前にいくつか古い建物がありました。

頂上の円形の中に入ると、中心に大きな穴が開いていました。

Wikipediaから引用

上の写真の様に、穴の周りに遺体を置いて鳥葬にしていたそうです。1970年以降は禁止され、現在では使われていないそうです。

そういえば、沖縄でも何十年か前まで離島では風葬がまだ残っていたと、母から聞いたのを思い出しました。塔の上から見た景色

これからシラズ(Shiraz)に移動します。

今回ヤズドでの宿はBadger Hostelでした。

1泊12ドル(約1350円)。正直イマイチでした。スタッフは親切でしたが、共有ルームでは、スタッフなのかその友人なのかよく分からない(宿泊者ではない)男達が集まって、映画「アメリカンパイ」を見ていて盛り上がっていました。昔の映画ですが、見たことのある人はその気まずさが分かるはず。あと、ベッドのマットレスが一部凹んでいて、寝心地が悪かったです。

[イラン]イスファハーン:ラマダン夜のピクニック [Iran]Isfahan: Ramadan night picnic.

サラーム。

今日は、ホステルからの紹介で、ツアーガイドになる為勉強中という子の案内で、昼も夜もモスク三昧でした。

イマーム広場(正式名称はMeydān-e naqsh-e jahān)は、1598年〜1629年にかけてサファヴィー朝の王アッバース1世によって造られ、16世紀末には首都になり繁栄を極めたそうです。どれくらい繁栄していたかというと、「世界の半分はここイスファハンにある」とか、「イランの真珠」と言われる位だったそう。

現在、ユネスコの世界遺産に登録されています。

南側にあるシャーモスクから見た風景。

右手にあるのは、王族専用に造られたモスクシャイフ・ロトフォラー・モスク(Sheikh Lotf Allah Mosque)で、左手にある四角い建物は、アリカプ宮殿(Ali Qapu)です。

南側にあるシャーモスク(別名Shah Mosque、Masjed-e Jadid-e Abbasi)は、あいにく一部修復工事中でしたが、見応え十分でした。

人の大きさと比べると、モスクの大きさが分かると思います。

こちらはシャーモスク内の映像です。お祈りの時間を知らせるアザーンが聞こえます。

どこにでも落書きする人はいますね。

中からお祈りを終えた人達が出てきました。

男性用の入り口

女性用の入り口

 

夜、ホステルに新しくチェックインしてきた人達も一緒に、再度イマーム広場に繰り出すことに。夜11時過ぎだというのに、通りには人が沢山。ラマダンの期間のため、人々は夜になるここで集まるのだそうです。

昼間とは違って、建物が幻想的に見えます。

シャーモスク。月夜に浮かぶモスクの青が綺麗。今日は満月かな。

モスクシャイフ・ロトフォラー・モスク(Sheikh Lotf Allah Mosque)

アリカプ宮殿(Ali Qapu)。

広場には沢山の人が。皆芝生の上に座って、食べ物を囲んでいて、まるでピクニック!

露店もあり、お祭りの様です。ちなみに今深夜12時ですが子供達も走り回っています。

若者

歩いていると皆が声をかけてきます。その度にどこから来たのか、何をしているのか、イランは楽しいか、と同じ会話が繰り返されます。イランの人はなんで皆こんなにフレンドリーなの!笑。

すると、やはりイラン旅あるあるみたいで、イランを旅していると、声掛けられるよねーと盛り上がりました。

これ、イスファハーンに行くなら絶対食べて、と友人に勧められたプリン。    上にかかっているタレが、みたらし団子のみたらしみたいで美味しかったです!一緒に食べたオランダ人、アイルランド人には私ほど感動的ではなかった様ですが。イマーム広場からすぐのHafez Streetにある、Fereni Hafezというお店です。

※記憶が確かであれば、みたらし味のソースはぶどうで作られているとか。

最後に皆で記念写真。 

明日、私はヤズド(Yazd)へ、オランダ人のジャープはさらに南のシラズ(Shiraz)へ、アイルランドの二人組はそのままイスファハーンに滞在、そして、ガイドの彼女(ごめんなさい。名前失念してしまいました。)は、ガイドの勉強を頑張る、と改めて決意していました。それぞれの旅が続きます。

イランやっぱりいいなあ。この平和な雰囲気がいいです。

 

[イラン]観光しながらイスファハーンへ。[Iran] Sightseeing on the way to Isfahan.

サラーム。

カシャーンから、旅友とタクシーをシェアしてイスファハーン(Isfahan)に来ました。観光も含めて一人15ユーロ(約1920円)。

観光したのは、以下のところです。

  • カシャーンのバザール (Kashan Bazaar)
  • フィーン庭園 (Fin Garden)
  • アビヤーネ村( Abbyaneh Village)
  • ナタンズのジャーメモスク (Natanz Jameh Mosque)

カシャーンにあるバザールです。

機織り機

もうお馴染みイランのお茶ポット、サモワール。デザインが素敵。

適当に歩いていると、バザールの裏側(外側?)に出ました。色々なドアが置かれていて見ているだけで楽しかったです。ああ、持って帰って自分の家(無いけど)につけたい。

ドアと言えば、イランのドアが面白いです。

こんな感じでドアノブが2つ、左右でデザインが違うのですが。

男性は右のドア、女性は左のドアをノックします。で、その音で来客の性別が分かる様になっているのです。その理由は、イスラム教では、女性は家の中であっても家族以外の男性に対しては髪の毛を隠す必要があるので、来客が男の場合には、ヘッドスカーフをしてからドアを開けるということらしいです。面白いですね。

次に、フィーン庭園(Fin Garden)に行きました。

フィーン庭園はイラン最古の庭園で、水路や貯水池があり、緑が豊かに覆い茂っています。春には薔薇が綺麗だそうですが、時期が過ぎたのかあまり多くはありませんでした。

アブヤーネ村に行く途中、砂漠の中に何やらいつもと違う風景が。。よく見ると、軍事施設でした。金網のフェンスで囲われていて、右側には戦車が見えます。

(追記)実はこの辺りには核施設があるらしいです。ナタンズ(Natanz)核施設では沢山の遠心分離器でウランが作られているそうです。怖い。。

アブヤーネ村の手前で、丘の上にある遺跡?の様な所に案内されたのですが、規模は小さく、何だかよく分かりませんでした。眺めは良いです。左上に見える道路を通ってきました。

なぜか遺跡の前にあった運動具。(旅友のジャープ)

頭が付くくらい低い所を通る柱?でしょうか。

よく分からないまま、

アブヤーネ村に着きました。

赤土でできているため、村がオレンジ色です。  

村人はほとんど見かけませんでした。というか、観光客も数人しか見ませんでした。結構綺麗めの公衆トイレがありました。

可愛いカフェ。左にはかまどが見えます。

ナタンズのジャーメモスク(Jameh Mosque)

 モスクの前に巨大な木がありました。

 これもアラビア文字でしょうか。これまで見たのとフォントが違うというか、独特で可愛い。

木の実が沢山なっています。

 

桑の実かなあ?結構甘かったです。

お腹が空いてきました。車の中で、昨日買ったパンの残りに、非常食用として持っていたデーツを乗せて食べたら、めちゃ美味しかったです。

途中ガソリンスタンドに寄ったのですが、タクシーの運転手さんが、車を降りるように言うのです。え、なんで?

イランでは、万が一引火して火事になった時のために、必ず全員降りることになっているそうです。怖。

夜は、ホステルの近くのお店で夕飯を購入、ホステルで食べました。

旅友のジャープが、仕事のプロジェクトがうまくいきそうということで、乾杯したいねという話になってダメ元でホステルのスタッフに聞くと、「オッケー、僕ツテあるから手に入るよ。ただ時間かかるかも知れないけど」

ご存知の通り、イスラムの教えに敬虔なイランでお酒は売っていません。でもどうもブラックマーケットがあるみたいです。スタッフは誰かしらに電話をしていました。

そしてしばらくすると、本当にやってきましたビール!

私:あれ?でもこれアルコール0パーセントって書いてるよ?

スタッフ:ノープロブレム。飲んでみて。

私:お、なるほどね。

中身はちゃんとアルコールでした。

少しくすんだ色をしていて、泡は殆どなかったです。

私は元々ビールは飲まないので味には詳しくないですが、正直、あまり美味しくはなかったです。

ホステルのスタッフと。

今回イスファハンのホステルは、RagRug Hostel。新しいホステルで、清潔でスタッフも皆フレンドリーで親切でした。オススメです。

おやすみなさい。

[イラン]テヘランからカシャーンへ。王様のお風呂。毛剃り部屋って?[Iran]Tehran to Kashan. Sulutan’s bathhouse. Shaving room?

サラーム。

テヘランからバスで南へ2時間半、カシャーン(Kashan)に来ました。

今回のお供は、オランダ出身のジャープです。テヘランのホステルで会ったのですが、実はホステルでは殆ど話したことはなかったのですが、彼もカシャーンに行くといくので一緒に行くことにしました。

ホステルにチェックインし、すぐに街に出ます。今回の宿は、Sana Historical Hostel

イマームザーデImamzadeh

ペルシャ絨毯で財を成したタバータバーイー家の邸宅(Tabatabaei historical house)。1880年頃に建てられたそうです。  ステンドグラスが美しい。外にあったこれは何でしょうか。

次はアバシアン邸(Abbasi house)です。ここはガラス商人の邸宅だったそうです。

 

そして、ここはSultan Amir Ahmed Bathhouseという、王様のお風呂です。    気になったのは、Shaving roomと書かれているこの小さな部屋。シェービングってどこの毛?と思ってしまって色々想像してしまったけど、あ、単にヒゲ剃りかな?

屋根にも上れます。この丸い窓から太陽光を取り入れていたそうです。

街の通りにあったお店。果物のジュース?の様なものが売っています。

下の黒いシートは、味見をさせてもらいましたが、少し酸味があるフルーツ味。日本でいう乾燥梅のシートに似た味がしました。美味しかったです。

たまたま見かけたここ。ローズウォーターを作っている所みたいですが、残念ながら閉まっていました。 イランのパン屋さん。この並々いんなったパンが定番のパンです。

写真を撮っていいか聞くと、中に入れてくれました。

パン屋さんのご夫婦

陽気な旦那さんに、奥様が少し呆れたようにニコニコ笑っていました。

焼き上がるのを待っています。

私達も焼きたてをゲット!待ちきれずに歩きながら一口食べました。美味しい〜!

そして、お店の人に教えてもらったレストランに行ったのですが、まだ開いていなかったので、小さな商店に入ると、お茶を入れてくれました。

旅友のジャープはビールを飲んでいました。ちなみにノンアルコールビールです。イランでは日本の様にノンアルコールビールが売られています。

明日はイスファハーンに向かいます。

おやすみなさい。