サラーム。
エジプト考古学博物館に行ってきました。
博物館は、ホステルから歩いて15分位です。近いけど、カイロの道は大通りでも信号がまずないので、渡るのが一苦労。自分でタイミングを見計らうのはもう諦めたので、地元の人にピタっとくっついて一緒に渡る。これが一番安全確実です。
入場料120エジプトポンド(約740円)。写真撮影したい場合は、追加で50ポンド(300円)の券を購入します。

猫のミイラ

ワニのミイラ

人間のミイラ、ミイラ、ミイラ。。

玉座

太陽をかかえたスカラベ(フンコロガシ)
古代エジプトでは、フンコロガシはスカラベと言われ、聖なる昆虫として崇拝されていたそうです。フンを転がしている様子が、太陽をつかさどる様子としてうつったそうです。フンが太陽なんてエジプト人の想像力はすごいです。

フンコロガシの右側にあるのは孔雀でしょうか。

大胆に舌を出しているサル?クマ?

牛さんは控えめに舌出してる。

ここにもスカラベ(フンコロガシ)が。
ここで私一つ気が付きました!キラッ。立っている像が、全て左足を前に出しているのです。

ほら。

これも。
後で調べました。色々ネット検索したところ、足が出ているのは生きている証で、両足揃えているのは死んでいるということだそうです。確かに、足が出ているのは立っている像です。古代エジプトでは、右側が大事だったそうで、右側から見た時に足が揃っていると1本の脚した見えないので、生きているのを示す為に向こう側の左足を前に出したそう。あと、片足を出すことによって、立像のバランスが良くなるという説もある様です。なるほど~。
有名な王達のミイラの部屋は、別途150ポンド必要でした。
あのツタンカーメンの、黄金に輝くマスクも展示されています。そこだけは警備員がしっかりいて、ひときわ厳重に管理されており、写真撮影は禁止でした。
正直、現在の博物館には、順路など案内があまりなく、どこから見ていいかよく分かりませんでした。また、ただでさえ歴史に詳しくない私には、説明書きが少ないので分かりづらかったです。ガイドをお願いしようと思っていましたが、入場後にはそれらしき案内が見つからず、結局ガイド無しで回りました。入場前にチケットカウンターで申し込むべきだったのかも知れません。
それでも、想像力を働かせて、私の場合、昔読んだ「王家の紋章」に出てきた若きイケメンファラオ、メンフィス(あくまで漫画の登場人物です。)を思いながら歩くと、ワクワクしました。
王家の紋章また読んでみたいなあ。
ちなみに、現在カイロ市内にある博物館ですが、老朽化の為、ギザにオープンするそうです。2018年中の予定だったそうですが、遅れる見込みとのこと。
今日は、エジプト料理のB級グルメ?家庭の味のコシャリーを食べました。米、パスタ、マカロニが入っていて、トマトソースを絡めて頂きます。炭水化物祭りですね。多分想像通りの味です。トマトソースは好みで辛くもできます。
私が行ったのは、ホステルからも徒歩2分のAbou Tarekというお店です。有名なお店で、観光客も地元客もいて賑わっていました。