[ウクライナ]キエフ:街歩き、びっくりメトロ、旅友と再会 [Ukraine] Walking Tour, surprising metro, and reunite with friend.

Ukraine

ドーブルィ デーニ!(ウクライナ語でこんにちはの意味)

今日は盛り沢山な一日でした。

1.キエフフリーウォーキングツアー

2.キエフのメトロ(地下鉄)がびっくり

3.インドで出会ったウクライナ人の友人と再会

キエフフリーウォーキングツアー

ホステルから集合場所の独立広場(Independence Square)まで40分超、散策がてら歩きます。

教会The Pyrohoshcha Dormition of the Mother of God Church

ずいぶんとシンプルな外観。

なんだろう?水飲み場かなあ。

こじ開けたライオンの口から水が出ている。迫力。Samson and the Lionと呼ばれる水場でした。

ここから上り坂になってきました。

ミーティングポイントの独立広場に到着しました。Maiden広場とも言われています。ストリートがこの広場に向かっていることからも、ここがキエフの中心地だということがわかります。有名な2004年のオレンジ革命では、ここに国民が集まり声を上げたそうです。

独立広場を中心に放射状に広がるストリート
Independence Square 独立広場

広場にあるこの地球のモニュメント。ガイドさんの話によると、以前のウクライナでは、南北のアメリカを一つとして数えて、「五大陸」として習ったらしいです。

モニュメントの下の方には、世界の各都市までの距離が書かれています。東京までは8207km。

広場の下には地下街があり、ショッピングやレストランもあるそうです。

Independence Monument. 独立記念塔。(上が切れてる。。)

独立記念塔。2001年、1991年のソ連からの独立10周年を記念して、独立広場の再建と同時に建てられた記念塔です。この場所には以前はレーニン像があったそうです。
ちなみに、独立後ウクライナ国内にあったレーニン像の一切が全て破壊されました。
ある場所にあるひとつを除いては。。それについては後日。。

地球のモニュメントの反対側にあるゲート
聖ミハイルの黄金ドーム修道院 St. Michael’s Golden-Domed Monastery

聖ミハイルの黄金ドーム修道院。正教会の修道院。世界で初めて金で作られたドームだそうです。

聖ミハイルの黄金ドーム修道院

青と金色が眩しいです。ウクライナ色ですね。

ウクライナの国旗

というのはこのウクライナの国旗。いたってシンプル。青は空の青。黄色は豊かに実る小麦を表しているのだそうです。なんだか平和な大地って感じで好きです。

綺麗なお花が飾られています。

1999年に修復された建物の中に入ると、正教会らしく荘厳で美しいイコン画に圧倒されます。

キャンドルの灯り
びっしり壁いっぱいに描かれたイコン画
政府庁舎。歩いている人と比べるとその巨大さがわかります。

次に来たのは、この巨大な建物。政府庁舎となっているここは、旧ソビエト時代の建物だそうです。旧ソビエトの建物ってなぜこんなにも巨大なのでしょうか。見るものを圧倒させるため?単に土地が広いから?

キエフにある旧ソビエト時代の建物の多くが、第二次世界大戦時、ナチスが来る前にソビエト軍自身によって破壊されたそうですが、この建物は残ったそうです。(中には、ドイツ軍に占拠されたしまった為に破壊せざるを得なかったというのもある様です。)

中庭から見た庁舎。
St. Andrew’s Church 聖アンドリュー教会

18世紀に建てられた聖アンドリュー教会。ウクライナ正教の教会です。坂の上に構えられているからか、迫力があります。1939年には、宗教を禁じていたソビエト政府によって無神論者博物館として使われていたそうですが、1941年のドイツ政権下で教会に戻されたそうです。

黄金の門

古代キエフ大公国時代のキエフへの入り口だった、黄金の門。ヤロスラフ1世によって建てられたそう。

The man with Kiev cake ヤロスラフ1世

門の側にヤロスラフ1世の銅像があるのですが、その手に持っているのはケーキ。じゃなくて、聖ソフィア大聖堂ですが、ケーキに見えることから地元の人々には”The man with Kiev Cake”と呼ばれているそう。笑。

メトロ(地下鉄)がびっくり

ここでツアーは終了です。メトロに乗って、休憩がてら目をつけておいたカフェに行ってきます。黄金の門の側にあるZoloti vorota駅から出発。

これは別の駅の写真ですが、駅の入り口は大体こんな感じの手動のドアがあり、そこから構内に入ります。

チケット売り場

トークンというコインを購入します。料金は距離に関わらず、一律8フリヴニャ(約33円)です。

改札口でトークンを投入します。トークンは返ってきません。駅を出るときには何もせずそのまま出られます。

そしてエスカレーター。これがびっくりでした。

エスカレーターで下ります。

着地点が見えません。結構深そうです。今はずみで転んだら。。こわすぎる。

わあ綺麗。ホームだと思いきやまだ続く第2のエスカレーター。

2回目のスカレーター

結局ホームに到着するまで3分20秒もかかりました。

そしてホームが美しい!すぐにでも中世のお城に行けそうな雰囲気です。
ちなみに、世界で一番深い駅がキエフにあります。そのアルセナーリア駅(Arsenalna)は、ホームまで5分以上かかるらしいです。

プラットホームの壁には、駅名が順番に書かれているので、上りと下りどっち側に乗れば良いかすぐに分かります。

着きました。カフェVagabond Cafe & Vintage Corner 

ごく小さなカフェですが、雰囲気も良くて無料wifiもあります。ここを選んだ理由は、名前がVagabondっていう旅人や放浪人を表す名前だということと、あとお気に入りのトラベルブロガーの名前にもなっているから、というだけなのですが。

VagabrothersのYouTubeチャンネル

コーヒー(22フリヴニャ(約92円))だけ飲んで帰ろうと思った矢先、大振りの雨が。。しかも雷鳴ってるし。。

しばらく止みそうにないので、小雨になった所で、パーカのフードをかぶりお店を出ました。

インドで出会ったウクライナ人の友人に再会

夜には、ウクライナ人の友人オスタプに再会できました。私のホステルまで、同僚と一緒に自家用車で迎えに来てくれました。

オスタプとは2月にインドのホステルで会ったのですが、その時彼はレンタルしたオートバイでインドを旅していました。
驚いたのが、彼の英語!インドで会った時はたどたどしさが残っていたのに、見事に上達してる!たった4ヶ月で別人みたい。聞くと、旅で英語の必要性を痛感したらしく、帰国してから英語学校に通って勉強したという。すごい。
今はIT系の仕事をしているそうで、やっぱり英語が役立っているらしい。

温かいコーヒーを買ってでかけます。

オスタプ(右)と彼の同僚(左)と。後ろに見えるのはParkovy Pedestrian Bridge。
誰もいない橋。

普段は人がいるのにおかしいなあと言っていました。

Monument to Unknown Soldier 第二次世界大戦で亡くなった名前不明の兵隊の慰霊碑

公園に行くと、何かの音楽イベントで盛り上がっていました。

会場の外で楽しむ人たち

私達も、会場から漏れ出る音でしばらく楽しんでから帰りました。

それにしてもたった4ヶ月であんなに英語が上達するなんて。すごいなあ。私も頑張らないとなあ。刺激ありがとう。