オススメのホステル
今日からホステルを変えました。昨日までのホステルは、共用スペースはビデオゲームをするスタッフに占拠されてるし、雰囲気がいまいちしっくりこなかったので。
今回のホステルは、トルコで会った人がソフィアでお気に入りと勧められた、Hostel Mostelです。1泊22,5レフ(約1450円)。
雰囲気もよく、多くのバックパッカーで活気があります。夜11時には共有スペースが閉まるので、夜は静かに眠れます。
そして、なんと朝食夕食付きで、夕食にはビール1杯付いてきます!私は飲まないので人にあげていましたが。朝食付きはよくありますが、夕食まで付いてくるのは太っ腹。
ブルガリア人の元同僚に勧められた、バニッツアというパン。フェタチーズが入っていて、少しの塩味にしっとりパンで美味しい!これで1.5レフ(約96円)。
お店のおばさんに指差しでこれバニッツア?と聞いて焼きたてをゲットしました。
リラ修道院ツアー
ホステルでやっている、リラ修道院ツアーに参加しました。料金40レフ(約2580円)。
リラ修道院とイワン・リルスキー洞窟に行きます。
リラ修道院とは、ブルガリア正教の総本山で、そのきっかけを作り重要な役割を果たしたのがイワン・リルスキーという人です。
イワン・リルスキーの洞窟
ここで車を降り、洞窟を目指して歩きます。
足元に気をつけながら10分程歩くと、着きました。
ここに、イワン・リルスキー(876〜946年)が、独り、神に近づくために修道士として生活していた洞窟があります。リルスキーは、元々は羊飼いだったそうですが、ある頃から世俗に疲れ、両親から譲り受けた財産を全て恵まれない者に譲り、一人入山し修業する様になったそうです。しかも死ぬまで!その間数々の奇跡を起こし、賛同し後に続いた教え子達が、近くにリラ修道院を建設し、それが現在のブルガリア正教の総本山になったそうです。
小さな教会の横の階段を上ると、洞窟の入り口があります。
当たり前ですが、中は真っ暗。携帯電話の灯りを頼りに進みます。
リルスキーは、こんな狭い所で12年もの間、たった独りで過ごしたそうです。もしかすると、ここは屋根があるだけましかも知れません。なぜなら、洞窟生活の後も、山中の木の穴で過ごしたり、たどり着くことも難しい文字通りの崖っぷちで、青空の下暮らしたこともあったそうです。
ただただ神との一致を望むあまりの厳しい修業。これも信じるということなのでしょうか。。
この奥、かすかに日が射している所が出口です。
人一人がやっと通れる程の穴です。
少し怖かったですが、問題なく出られました。ちなみに、穴を通ると罪が浄化され、通れない人は罪人と言われているそうです。でもそれ、あんまりですよね。単にサイズの問題では。。
さらにここから上の方に行くと、湧き水が出ていました。
紙に願い事を書き、岩に挟むと、願いが叶うと言われているそうです。私も書きました。
リラ修道院
車に戻り、リルスキーの洞窟から30分位でしょうか、そう遠くない所にリラ修道院はありました。
びっしり描かれた絵が凄いです。とにかく色彩がすごい。
ソフィアの老舗バー
夜、超セクシーブラジル人のホステル仲間(女性)が隠れ家的なバーに行くといくので、何人かでついて行きました。
そのバーは、確かに、知っている人がいなければ絶対に見つけられないと思う様な、住宅街の路地裏にありました。
中はキャンドルの灯りだけで、人もまばら。ほんと隠れ家だとワクワクしていたのも束の間。パブクロール(パブツアー)の観光客グループが入ってきました。。
もやは隠れ家ではない模様。いや、多分きっと、以前は隠れ家だったのでしょう。私も観光客なので偉そうなことは言えませんが、これも情報社会のせいなのか。
ラキヤという、ブルガリアのお酒を飲みました。一口飲むと、喉がカッとなります。
あ、これ前にセルビアでも飲んだことあった。考えてみると、セルビアはお隣の国。文化的に似ていてもおかしくないですよね。
ラキヤ1ショット4レフ(約250円)。
何よりも盛り上がったのは、そのセクシーブラジル人の話。年齢30台半ば。元彼がDV男で、自分は当時も警官だったけど(っいうか、えー警官なの!?と一同驚く。)、本気で殺そうと思って、でも必死で抑えて大変だったのよー、という話でした。壮絶な話をサバサバ話すのもすごいけど、胸大きいしスタイルいいよねと言うと、ああこれ買ったのよー、とこれまたさらっと話すので、賞賛のまなざしで見ずにはいられませんでした。
明日はブルガリア最終日です。夜のバスでルーマニアに向かいます。
おやすみなさい。