今日はサラエボの南にある街モスタル(Mostar)へ、列車で移動します。
モスタル行きは1日に2本、7:07発と16:50発がありますが、私は16:50発の列車で向かいます。
サラエボ駅に行くトラム乗り場で、ホステルで同室だった香港の子に会いました。彼女もモスタルに行くというので一緒にトラムを待ちます。
しかしトラムが来ない。。30分経っても来ない。焦り始めます。
来た来た、やっと来たー!と思ったら、車内で盗難があったらしく、警察も来てトラムはずっと停まったまま。しかたなく香港の子と二人でタクシーを拾うことにしましたが、来るタクシー全て満車。
本格的に焦り始めた矢先、トラムが再開したので急いで乗り込みました。でもこの時間じゃ多分間に合わない。。香港の子は、間に合わなかったら路線バスででも行くと話していましたが、私は、バスは面倒くさそうだしサラエボでもう一泊するしかないかな、と考えていました。
駅に着いたのは、出発5分前の16時45分。チケットカウンターにダッシュするもまさかの長蛇の列!列は一向に進まずカウンターの中を見ると、チケットを一枚一枚手書きしているではないですか。えー、これじゃ絶対間に合わない。スタッフを捕まえて聞くと、片言の英語で列車には乗れるから大丈夫と言う。私達の他にも何人かモスタルに行く人がいました。そして、無事チケットをゲットし乗車できました。料金10,9マルク(約700円、二等車)。
後で調べると、このサイトでも購入出来る様です。
Railways Federation of Bosnia and Herzegovina
列車は予定時刻より25分遅れで出発しました。
2時間後の午後7時20分、モスタルに到着しました。まだ外は全然明るいです。
今日の宿は、名物オーナーで評判のホステル、Hostel Miran 1泊9,9ユーロ(約1250円、朝食付き)。
チェックアウトを済ませ、香港の子とディナーへ。
石畳の道、緩やかな坂道になっていて、サンダルで歩いていると何度も滑りそうになりました。明日からはスニーカーにしようと固く決心。
スタリ・モスト(Stari Most)が見えました。
Stari Mostとはモスタルを流れるネレトヴァ川に架かる橋。オスマン時代に建てられた古い橋ですが、1993年ボスニア紛争で破壊されてしまいます。現在の橋は2004年に再建されたもので、翌年にはボスニア・ヘルツェゴビナ初の世界遺産として登録されたそうです。
明日は、ホステルの名前にもなっている、名物オーナーのMiranさんがガイドをするツアーに行ってきます。楽しみ!