ドーバルデン!(ブルガリア語でこんにちは)
今日行くルーマニア語ではブナジウワー!
今日は、ブルガリア最終日。夜にはルーマニアの首都ブカレストへ向かいます。
ホステルの駐車場で見た、黒い物体
ジェンスキ・パザル市場
Zenski pazarに行きました。
チェリー。これだけ買って100円以下!
ブルガリアからルーマニアへ移動
バスで、ルーマニアの首都ブカレストへ向かいます。
チケットはFlixBusでを購入しました。
23:30 ソフィア(Serdika Bus Station)→6:30ブカレスト(Bucharest Autogara Militari)
5時間の旅です。料金15,48ドル(約1710円)。車内にはWifiがありました。
Ruseという国境で、バスを降りてのパスポートチェックがありました。
早朝6時過ぎ、ブカレスト(Bucharest)のAuto Gara Militariバスステーションに着きました。
新しい国に入る時はいつも緊張します。朝もやの中バスを降りると、小雨が降っていました。ブルッとなりながらバスのトランクから荷物を取ります。
近くにあったATMでとりあえず50レウ(約1350円)を引き出しました。
不安になりながら、少し歩くと、ガソリンスタンドが見えたのでそこのお店に入りました。カプチーノとパンを買い、休憩。温かいカプチーノが沁みます。
カプチーノ7,5レウ(約200円) パン2,5レウ(約67円)
店長らしき男性が、フレンドリーにハローと話しかけてくれ、駅の場所を聞くと親切に教えてくれました。ソフィアから一緒に来たホス友とはここでお別れです。大きな街には興味がないと言って、彼女はここからバスを乗り換えてブラショフ(Brasov)まで行きます。
私は、Pacii駅から地下鉄に乗り、Piaţa Unirii駅で降りました。Pacii駅はAuto Gara Militariバスステーションのすぐ近くにありました。
今日のホステルは、First Hostel Bucharest 10ユーロ(約1260円)朝食付き。
スタッフは24時間常駐ではないのですが、スタッフにつながる電話が置いてあるので、何かあれば電話で聞くことが出来ます。シティセンターまでは10分から15分程歩きますがお部屋も綺麗でした。
10時からのシティフリーウォーキングツアーに参加することにしました。
フリーウォーキングツアー
参加したのは、Walkabout Free Walking Tour。Piata Unirii Parkが集合場所です。Piata Unirii駅の前にある公園です。
訪問したのは下記の場所です。
- 聖アントニー教会 St. Anthony’s Church
- ヴラド・ツェペシュの王宮跡
- スタヴロポレオス教会 Stavropoleos Convent (Stavropoleos Monastery)
- 革命広場 Revolution Spots
聖アントニー教会 St. Anthony's Church
ヴラド3世の王宮跡 Ruins of Vlad’s Citadel
ヴラド3世と聞くと誰?って感じですが、あの吸血鬼ドラキュラのモデルになったワラキア公国の君主だそうです。
実際の彼は、ある意味ドラキュラよりも残酷で、抵抗した者に対しては、棒をお尻から刺し、重力で体が少しずつ下がってくるのを利用して生き殺しにしていたそう。怖すぎる。
でも面白いのは、悪者を次から次へと殺してくれたので、民衆からは賞賛もされていたそう。
フィリピンのドゥテルテ大統領を思い出しました。強気な発言等で物議を醸すお騒がせ大統領という印象ですが、治安改善の為麻薬売買に関与した犯罪者を次から次へと殺してくれたと、国民からは結構感謝されて人気もあるらしいです。
スタヴロポレオス教会 Stavropoleos Convent (Stavropoleos Monastery)
ハヌル・マヌクHanul lui Manuc (Manuc’s Inn)
ルーマニアで最古のホテルで、1808年創立だそうです。
現在はルーマニア料理のレストランになっています。
お店の前には、古い時代の、木で舗装された道が残っていました。
革命広場 Revolution Spots
革命広場は、1989年、独裁者チャウセスク大統領に対するクーデターが起きた場所です。(すみません、写真を撮り忘れました。)
1989年12月21日、チャウセスク大統領を賞賛する集会が開催され、チャウセスクは共産党本部の建物のバルコニーから演説を行っていました。が、一転、市民や反政府による抗議デモに発展し混乱を極めました。わずか4日後の12月25日には裁判が行われ、判決が出たその日に夫婦とも銃殺によって処刑されました。そして衝撃的なのは、銃弾を浴びる実際の処刑の映像が世界に放映されたことです。私も当時は何がなんだか理解できないまま、その映像に衝撃を受けた記憶があります。
市民の抗議デモは瞬く間に広がり、革命広場からブカレスト大学周辺にも広がっていったそうです。
ツアーも終わり、さっきも行った、ルーマニア最古の旅館&レストラン、ハヌル・マヌクHanul lui Manucに戻ってランチをすることに。
チョルバ・デ・ブルタ (Ciorba de Burta)という牛モツのスープを食べました。ルーマニアもモツ肉を食べるのが意外でした。味は、ニンニクが効いていて、ビネガーが入っているので酸味もあります。味は正直私の口には合いませんでした。。