[イラン]別荘に招待された!そこにはこたつが?![Iran]Country house and Kotatsu

Iran

サラーム。

シラーズのホステルで出会ったイラン人のグループが、私とハナを別荘に招待してくれました。

イランのカントリーハウスってどんな所なんだろう。近くには川もあるって言ってたし、期待でテンション上がります。

4WDのトラックで向かいます。
子供達のために持ってきた食べ物をあげます。

途中、ある所で車を降り、何をするかと思いきや、野良のワンコ達に持ってきた食べ物をあげていました。なんて優しいの。

別荘に到着しました!


予想以上の素敵さぶりに一気にテンションあがります。だって、

お庭に小川が流れていたり、
橋が架けられていたり、
東屋まであるのです!
チェリーがたくさん

義父仕込みのBBQが得意という彼を中心に、男性陣が準備してくれます。

プチプチパンに挟んで食べます。

お肉はタレがきいていて、ジューシーで激ウマ。

そしてなんとここでも皆が誕生日を祝ってくれました。
皆優しい。。涙。


そして、数日後にはアフスーンも誕生日を迎えます!一緒にお祝いしました。


楽器を演奏してくれたり、歌も歌ってくれました。

皆で歌を歌ってくれました。

幸せのカタチは色々


ここイランでも、カップルはそれぞれのカタチを持っていました。

【幸せのカタチ①】 ご夫婦でしかもいとこ同士。イランでは結構あるよー、と言っていました。超ラブラブで、彼がお肉を焼いている間、あーんと食べ物をあげたりしていました。小さい頃からお互いのことも家族もよく知っていて、二人を見ているとこういうのも悪くないかも、と思いました。自分があの(私の)従兄弟と、とは正直考えられませんが。
【幸せのカタチ②】 アリは長年イギリスで仕事をした後、現在はテヘランで自分で仕事をしているそう。セクシーな彼女のアフスーンは、イランではまだ珍しいペット(犬)用のバースデーケーキやグッズを販売する実業家。私には結婚は合わないから興味ないと言っていました。お互いを尊重しサポートしあう大人のカップル。
【幸せのカタチ③】 彼女のサダフは現在イタリアの大学に行っていて、テヘラン在住の彼と、遠距離恋愛を始めたばかりです。

まさかのこたつ!

そう。まさにこたつです!KOTATSU! いや、イランではコルシというそうですが、上の天板が無いだけで、中に電気ヒーターがあるのも日本のこたつと同じ。
ハナと私はこのコルシで寝ました。肌寒くなる夜に優しい温かさで、ぐっすり眠れました。幸せ。

翌朝

朝ごはんで食べたクリームチーズにスイカ。これが合うんです!
蒔きで入れたコーヒーは格別

おまけ

面白かったのが、キッチンの床にある排水溝。
タイル張りの床を水で洗い流すことが出来るのです。なるほど清潔。

ちなみに、片付けを手伝おうとしたら、なんやかんや言って手伝わせてくれませんでした。
イランは、おもてなしの国と言われていますが、気の遣い方が日本人と似ている気がします。いかにもおおっぴろげに親切にするという感じではなく、気づかれない様に先回りして、気を遣わせない様に気を遣うのです。
遠慮の仕方も似ています。例えば、お菓子食べる?と聞くと、一回目は必ずノーサンキューというらしく、もう一度聞いてくれと言われました。笑。

帰りも昨日の残りをワンコ達に届けました。

夢の様なカントリーハウスでのひと時。シラーズのホステルで会っただけなのに、出会いっていいですね。こういうのを旅の醍醐味というのなら、イランは、まさにそれが味わえる、最高の国です。