スィア!(ハンガリー語でこんにちは)
恐怖の館 (House of Terror)に行く前に、SIMカードを買いに行きました。ホステルやカフェのWifiを利用していたのですが、やっぱりバスでの長時間の移動時などインターネットがあった方が暇つぶしもできるので。
ホステルのスタッフに聞いた最寄りのVodafoneに行きました。念のためパスポートも持参。5GBで4500フォリント(約1800円)でした。お店の人は英語が話せてスムーズでした。
歩いていると、行列ができている店が。良い匂い。
覗いてみると、何やら沖縄のくるま麩を思い出させる様な筒状のものが。
チョコやバニラなどいくつか種類がありましたが私はプレーンで。1個350フォリント(約140円)。外はカリカリ中はしっとりで美味しかったです。
地図を見ながら歩いていると、明らかに目立つ建物が。
House of Terror(恐怖の館)です。日本語訳の恐怖の館ってなんだかお化け屋敷みたいな名前ですが、ここは、共産主義とファシズムの時代にナチの本部となり、地下には牢獄があった負の歴史を刻む建物です。現在は、犠牲になった人々を弔い、どの様な生活をしていたかを知らせるために博物館となっています。
House of Terror 入場料3000フォリント(約1200円)。
撮影禁止なので、写真はありません。
生き残った人達の証言ビデオや犠牲になった子供達の服などもあり、胸が苦しくなります。ブルガリアもルーマニアもそうですが、ハンガリーもまたファシズム時代を経験した国です。やはり一番怖いのは人間なのだと思い知らされます。
この博物館は犠牲になった普通の人々に焦点を当てているので、その時代がどうだったのかを理解しやすいと思います。展示はハンガリー語ですが、英訳の説明文も用意されています。小さい文字で印刷されているので、結構読むのが大変ですが。
帰り道、街の頭上を戦闘機が飛んでいました。
何だろうと後でググってみると、ブダペストで航空ショーが開催される様でした。戦闘機ではなかった様です。ほっ。